ドラフト当日!補強ポイント&指名予想選手

1.補強ポイント整理
 現時点での補強ポイントは、
先発ローテ級投手>即戦力(守備型)ショート>セットアップ級以上のリリーフ投手=強打のサード>打撃のよい外野手
 となります。ただし、ショートについては、FA、トレードなどドラフト以外の手段で補強した方が確実ではあるので、めぼしい選手が獲れない場合にはドラフトで獲らなくてもよいと思われます。

2.指名予想選手
 補強ポイントからすれば、一位には藤岡、野村、菅野のいわゆるBIG3に行くべきだと思いますが、高校生ショート(サード転向が予想される)で高校通算HR71本の高橋の指名がほぼ確実です。
 外れ1位には、大学生で左の中後、右の伊藤和、高校生では左腕の松本が挙がっています。いずれも先発での起用が予想され(中後はサイドスロー左腕なのでリリーフの方が無難か)、補強ポイントには合致しています。
 今年も2位の予想は非常に難しくなっていますが、投手であれば、2位相当の即戦力投手はあまり見当たらないので、好素材の高校生投手を獲得するのもありです。唐津商・北方、聖光学院・歳内などが残っている可能性があります。また、ショートについては、ショートを求める球団が非常に多いことからすると、東芝・安達、JR東日本の縞田や大学生の東洋大・鈴木、中京学院大・菊池などは既に指名されており、白鴎大の塚田くらいしか残っていない可能性もあります。
 3位以下については、リリーフ投手で、四国リーグ香川の富田、外野手で日本製紙石巻・比屋根、光星学院・川上の名前が挙がっています。2位でショートを指名した場合には、3位では残っている中で一番良い投手を獲得し、富田らを4位以下に回すことで、投手をさらに補充しておいた方がよいのではないかと思います。