いよいよ開幕

古田兼任監督の初シーズンが始まります。例年にはないほどの大幅な補強により上位も見えるのではないかと少し期待していました。しかし、抑えの石井弘が肩を故障、3番サードの岩村WBCで太ももを故障、さらにファーストで起用されるはずだったオープン戦好調のリグスが出産立会いのため開幕直後に離脱と投打の軸が離脱、暗雲が立ち込めてきました。とりあえず開幕に向けて現段階の1軍の戦力を整理してみたいと思います。

【投手】
11 高津臣吾
13 佐藤賢
18 藤井秀悟
19 石川雅規
22 高井雄平
24 花田真人
34 リック・ガトームソン
41 木田優夫
44 松井光介
53 五十嵐亮太
62 吉川昌宏

【捕手】
27 古田敦也
32 小野公誠
51 米野智人

内野手
1 岩村明憲
2 アダム・リグス
5 土橋勝征
6 宮本慎也
7 田中浩康
8 武内晋一
10 城石憲之
29 グレッグ・ラロッカ
35 三木肇

【外野手】
3 アレックス・ラミレス
23 青木宣親
31 真中満
43 宮出隆自
46 飯原誉士

以上が出場選手登録された選手ですが、前述の通り岩村が抜けています。(石井弘は登録されず。)

予想オーダーは以下。
(リグス離脱前)
1(中)青木
2(遊)宮本
3(一)リグス
4(左)ラミレス
5(三)ラロッカ
6(右)宮出→右投手時武内
7(捕)古田
8(二)田中浩
9(投)

リグス離脱中には3番にライト宮出、6番にファースト武内が入ると思われます。また、調子次第で2番宮本と8番田中の打順が入れ替わることも。
ここで昨年には見られなかった新戦力に注目。ラロッカ武内田中浩の3人です。ラロッカは広島から移籍してきたパワーヒッター。怪我がちで守備に難があるものの、単にパワーがあるだけでなく確実性もある打撃は得点力アップにつながってくれると思います。武内は昨年の希望獲得枠選手。シュアでパンチ力ある打撃が魅力です。ファースト守備はプロでも一流ですが、肩が弱いリグスをファーストで固定する構想により、ライトで宮出と併用することになりそうです。そして最後の田中。今年はこの選手に注目してもらいたいです。田中浩は一昨年の自由獲得枠(現・希望枠)選手。高齢化する二遊間の次世代を担う人材です。俊足とパンチ力ある打撃が売りで、オープン戦で大活躍。起用し続ければ新人王も見えるはずです。ラロッカのセカンドは正直怖いのでできれば田中を使って欲しい・・・とりあえず青木・田中・武内の早大三人衆の活躍が楽しみです。

では投手はどうでしょうか。

先発 藤井 石川 ガトームソン ゴンザレス 石井一

先中 松井

中継ぎ 高津 佐藤 花田 木田 吉川 高井

抑え 五十嵐 (高井)

石井一、高津、木田とメジャー帰りの三人が補強されたため、川島や館山が離脱していても先発の人数は揃うようになりました。みんな不安はあるんですけどね・・・

注目は新人・松井と石井弘の替わりにクローザーをするかもしれない高井です。松井はJR東日本から入ってきた現在27歳のオールドルーキー。亜細亜大学で中継ぎの吉川と同学年だったそうですw現在先発が薄めなので調子次第で先発の可能性もあります。高井は巨人と争奪戦の上、なんとか口説き落とした今年4年目の左腕。期待されていたわりには今まで成績を残せなかったのですが、オフの調整が成功し、150kmを連発するほどの直球に加えコントロールも落ちついてきました。そろそろ・・・大活躍して欲しいです。俺と同学年ですしねw

勝ちパターンとしては
先発→高津・木田・吉川→高井→五十嵐
敗戦処理、ロングリリーフで佐藤・花田となると思います。

一応順位予想なんてのもしちゃいましょうかw

1中日
阪神
3巨人
4横浜
5ヤクルト
6広島

あまり期待してません(爆
オープン戦が惨憺たるありさまでしたし、古田さんも大変でしょうし。
ただ結果的には混戦になると思いますので、あわよくば・・・・