プレイングマネージャー・古田

さすがに取り上げないわけには行きません。
 来期の監督に古田敦也捕手が就任することが決まりました。現役続行ということで野村克也以来となるプレイングマネージャーの誕生です。プレイングマネージャーというとやはりノムさん「代打、ワシ」なんていうのが脳裏に浮かぶわけですが、実際のプレイングマネージャーはそれだけでなんとかなるものではないです。選手の調子の把握、指導に監督としての采配も振るわなければなりません。相当な重荷と思われるので正直来期の成績(選手としてもチームとしても)は期待してないです。戦力的には短期で改善されることはないと思うので。選手としてプレーすることは恐らく減るでしょうが、どちらも頑張ってもらいたいものです。
 成績向上というよりも、むしろ古田が監督就任する際に球団に積極的な補強や集客のアイデアなどの圧力をかけたことによる、球団としての魅力のアップが大きいかと思います。特に集客面においてはファンサービスが明らかに足りていない球団だったので、これからの進歩が楽しみです。「プレイングマネージャー古田」を前面に出すことも多少は集客につながると思いますが、もっと根本的なところの改善をしないと長期的なファン獲得にはつながらないので、球団には古田を監督にしたことで満足せず、さらなる努力を尽くしてほしいと思います。

話は変わりますが、山本樹投手が戦力外通告。90年代後半〜00年あたりの大車輪の活躍を見ているだけに残念です。現役続行の意志はあるそうなので、ヤクルト以上に左腕が薄い日ハム、全体的に戦力が薄い楽天などが拾ってくれると思います。新天地での活躍に期待してます。