2009ドラフト会議終了

指名選手
1位 中沢雅人トヨタ自動車)投手 左投
2位 山本哲哉(三菱重工神戸)投手 右投
3位 荒木貴裕(近畿大内野手 右投右打
4位 平井 諒(帝京五高)投手 右投
5位 松井 淳(日大国際関係学部)外野手 右投左打
育成
1位 曲尾マイケ(青森山田高)外野手 右投右打
2位 麻生知史(日大国際関係学部)内野手 右投右打

正直、指名リストを見たときは、知らない選手大杉wとか思いましたが、実は野球小僧には全員名前が載っていましたw
上位2人の指名は、mixiの方で書いたとおり、暗黒臭がただよう感じです・・・
とりあえず野手について。

前回まとめたヤクルトの野手補強ポイントについては、以下の通り。

 即戦力(好守型)ショート>強打のサードないしショート>打撃優位の外野手(>強打のファースト)

これと、今回の指名を照らし合わせると、

即戦力(好守型)ショート:荒木
強打の三遊間:一応、麻生
強打の外野手:松井
強打のファースト:なし
(高身体能力の外野手:曲尾)

ということで、一応補強ポイントを埋めようとしていることがわかります。
荒木は、守備、打撃ともに水準以上のレベルをもつアマチュアNo.1ショートです。
麻生については、おそらくショートは無理なので、サードないし外野手と考えているものと思われます。
日大国際関係学部というのは、静岡県大学リーグというどマイナーなリーグに所属しているので、上のレベルで対応できるか不安もあります。
曲尾は、まあ、宝くじですね。

投手のことまで考え合わせると、即戦力の先発投手として考えられる選手が中沢だけ(中沢ですら現状ではおそらく中継ぎが精一杯で先発は苦しいと思われる)であり、この点については新外国人を獲得しないとどうにもならないと思われます。

全体的には、一応補強ポイントは先発投手以外埋めてきているので、最低限の戦略としては合格といえます。問題はスカウトの眼力・・・
上位2人が来年活躍することを祈っていますorz